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当社の社名について

2011年9月2日 金曜日

コラム2回目は当社の社名についてです。

当社の社名「貴敬」の読みですがほとんどの方が最初「きけい」と読まれます。

最初から「ききょう」と呼んでいただける方はほとんどおられません。

中には今でも「きけいさん」と言われる方もおられます。 _| ̄|○

今から20年ほど前に当社のCIを考えているときからこのことは話にあがり、

同じ「読み」から「桔梗」の花の色である青紫をコーポレートカラーに決めました。

単なる語呂合わせだけでは無く「桔梗」と言う花は、地中に伸びた根は太く、

花が咲く前のつぼみは風船の様に膨らみ、開花すると凛とした青紫の花が咲く

そして生息地は東アジア全域で 昔から生薬として利用され、エグ味があるほど効果があるとされてきました。

まさに目指すべき当社の社風にピッタリだと思いました。

CI導入後もほぼ80%以上の確立で「きけいさん」と呼ばれるので、社外には全く伝わってはいませんが・・・企画倒れです!

話はどんどんそれていきますが、

私が40歳まで在籍していた(社)日本青年会議所で出会ったある関東のお坊さんが言った言葉が今でも記憶に残っています。

「利他の心」を持ちなさいと皆さん言われますが、それと同時に「自利の心」という言葉も有るのですよって

「人の為にしなさい」という理由の一つに、

人生のGoalである「死を迎える時」に地獄に行かないですむ様にという意味もある。これは、すなわち自分の為である。物事は綺麗事だけでは無く、全て繋がっているんですよと言われました。 私はその言葉を聞いてから少し楽になった気がすると同時に、繋がり、絆というものを人生の折り返し地点で初めて強く意識する様になりました。

話は戻りますが、当社の社名を読み間違えた方々はバツが悪いせいか、必ずその後に「貴敬(ききょう)」の意味は何か有るのですか?と聞かれます。

その時、私は当社の理想は「自らを貴(たっと)び、人を敬う」人々が集まる組織にしたい その思いがこの社名です。とお話しさせていただきます。

自らに厳しく、そしてプライドを持ち、ぶれないスタンスから余裕が生まれ、人に優しく、尊敬の念を持って耳を傾け、接する

そうする事により、お互いの間に絆が生まれ、相互理解が深まる。

現在の私の達成度は甘く見ても20%程度かもしれません。

が・・・この目標達成を目指して、これからもがんばっていきます。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

次回お会いするときには「ききょうさん」って呼んでくださいね